新たな報道によると、AOLは40人もの従業員をレイオフする計画で、主にインスタントメッセージングおよび電子メール部門が人員削減の対象になるという。
このニュースを伝えたAllThingsDによると、AOLでビジネスオペレーション担当シニアバイスプレジデントを務めるEric van Miltenburg氏と、「AOL Instant Messenger」(AIM)の責任者であるJason Shellen氏も退職するという。
AOLの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Armstrong氏が同社の事業再建を主導していく役割を担っている。だが、過去1年にわたり幹部が目まぐるしく入れ替わる中で、AOLの売り上げは減少し続けている。
AOLにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
AllThingsDによると、AOLは現在、物言う株主からの批判に直面しているという。
Armstrong氏がCEOに就任してからも、AOLが買収した名だたるメディア企業のいくつかはうまくいっていない。同社は、The Huffington Postや技術系ニュースサイトのTechCrunchとEngadgetを買収している。
The Huffington Postの事業は順調に進んでいるようだが、TechCrunchとEngadgetにおいては、どちらも最も人気の高い記者が去り続けている。
AOLにおけるArmstrong氏の立場は、かつてないほど不確実なものになりそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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