第3世代の「iPad」とともに米国時間3月7日に発表された「iOS」向け「iPhoto」には、同デスクトップ版と比べて宣伝されなかった微妙な違いがある。Appleは、写真の撮影地を示すための地図として、これまでのようにGoogleの地図ではなく、別の新しい地図を使用している。
そして8日、OpenStreetMap Foundationは、Appleが同団体の地図を出所の明示なしで使用していると述べた。
OpenStreetMap FoundationのメンバーであるJonathan Bennett氏はブログ記事で、Appleが使用しているデータは比較的古いもので、そこには「OpenStreetMapの貢献者に対する必要なクレジットもない。われわれは、クレジットを掲載するようAppleと協力していきたい」と述べている。
米CNETはAppleにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
Appleは現在、同社製品の多くでGoogleの地図を使っている。iOS向けiPhotoでの変更は、ブログ512pixelsが7日、この新しいソフトウェアがリリースされてすぐに発見した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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