破産保護下で運営を続けているEastman Kodakは、「Kodak Gallery」のユーザーアカウントをShutterflyに2380万ドルで売却することに合意した。
Shutterflyとの合意は、Kodakの資産価値を最大にする競争入札プロセスの第一段階でしかない。いわゆるストーキングホース型の入札では、別の買い手がビジネスを得ることも可能である。Kodakは声明で、売却プロセスを2012年春に完了させたいとしている。
Kodakのコンシューマービジネス担当プレジデントであり最高マーケティング責任者(CMO)でもあるPradeep Jotwani氏は、「この売却は、われわれの技術とブランドの強みを活用して利益を最大化できるような中核的なビジネスに集中し、これらの資産からKodakが最大限の価値を得るための実績ある仕組みを提供するという、われわれの目的に合致する」と述べている。
Shutterflyが最終的な勝者となる場合、同社は合計7500万以上のユーザーアカウントのみを買い取ることで合意している。Shutterflyへの移行を望まないユーザーは、写真を無料でダウンロードするか、DVDを購入できるという。
ShutterflyはKodakに対し、Kodak Galleryの150人の従業員のほとんどを必要としないと告げている。
Shutterflyの広報担当者は、この入札に関するコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス