BSデジタル新規7チャンネルがスタート--計31チャンネル体制へ

 社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)は、3月1日に計31chとなったBSデジタル放送を記念して、開局セレモニーを開催した。同日放送を開始した「IMAGICA BS」「ディズニー・チャンネル」ら7局と既存チャンネルの代表らが出席し、新BSの概要などを説明した。


デジタル放送推進協会理事長の間部耕苹氏

 デジタル放送推進協会理事長の間部耕苹氏は「昨日東北3県の地上アナログ放送終了1カ月前の集いに参加し、デジタル化が順調に進んでいると実感した。デジタルテレビ新時代は、文化に広がりをもたらす。BSデジタルは本日から31チャンネルとなり、これからも期待に応えていくものになると確信している」と話した。

 BSデジタル放送は2011年10月1日に、新規チャンネル12チャンネルがスタート。第2弾となる3月1日には、J SPORTS 3、4、BS 釣りビジョン、IMAGICA BS、日本映画専門チャンネル、ディズニーチャンネル、Dlifeの7チャンネルがスタートした。Dlifeを除く6チャンネルはすでに本放送を開始。Dlifeは3月17日に本放送を開始する。

  • BSデジタルの事業者代表

 スポーツ専門チャンネルのJ SPORTSは、10月1日に「J SPORTS 1/2」をスタートさせており、今回の3/4の開始により全4チャンネルがそろった。BS 釣りビジョンは、釣り愛好者に向けた専門チャンネルだ。あゆ、ブラックバスなどあらゆるジャンルの釣りを網羅し、HDで放送する。

  • BSデジタルのキャラクター「BSマン」とその声を担当するケンドーコバヤシさん

 IMAGICA TVは、「洋画★シネフィル・イマジカ」を3月1日からIMAGICA BSに名称変更し、BSデジタル放送をスタートさせた。映画のほかドラマなども放送されるという。日本映画専門チャンネルはCS放送やケーブルテレビ向けに提供している映画専門チャンネルのBS版だ。

 ディズニー・チャンネルとDlifeは、ともにブロードキャスト・サテライト・ディズニーが手がける。ディスニーチャンネルは有料、Dlifeは無料放送になる。

 記者会見場にはBSデジタルのキャラクター「BSマン」とその声を担当するケンドーコバヤシさんが登場。新CMを披露した。

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