スペイン、バルセロナ発--foursquareの共同設立者であり最高経営責任者(CEO)でもあるDennis Crowley氏は現地時間2月29日、Mobile World Congressの基調講演において、データの再利用について語った。もちろん、同氏が語ったのは環境の話ではない。
Crowley氏は、「foursquare」モバイルチェックインアプリから送信された豊富なデータについて、新たに探索する場所を探している消費者のためのレコメンデーションエンジンにすることができると述べた。
個人データのこういった使用については、一部のユーザーが不安を覚える可能性もあるが、Crowley氏は、foursquareによる提案や推薦は歓迎されていると述べた。foursquareのダウンロード数は1500万件に達しており、75万の商店が登録している。foursquareは、これらの位置情報を提供する「Explore」サービスをすでに開始している。
Crowley氏は「われわれはfoursquareで、人々がデータを共有する大きなコミュニティーを築いている」と述べた。
foursquareは、訪れる場所を推薦したり、提案したりするアバターも導入する予定だ。将来的には、初めて訪れる場所でも、過去の好みに基づいた提案が提供されるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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