foursquareが「iOS 5」搭載デバイスを持つユーザー向けに、周囲で起きていることを知らせる新機能「Radar」をリリースした。
Radarの活用法としては、リストを選んでフォローするというものがある。foursquareは例として、「2011年最高の料理101」(101 Best Dishes of 2011)というリストを用意している。リストをフォローすると、各リストの関心事項に基づき、関連するかもしれない周辺のスポットや施設をアプリが探して通知してくれる。また、友人たちが近所で集まるような時には、その場所や集合時間を知らせてくれる。
foursquareは米国時間10月12日のブログ投稿でこの新機能を発表し、こう説明している。「アプリを開く必要さえなく、そのままで機能する」と説明している。「我々はこれを『foursquare Radar』と呼んでいる。普通ならば知るはずもない、近所にあるものを見つけ出す機能だからだ」
Radar機能の追加は画期的というほどのものではないかもしれないが、注目に値する進歩ではある。サービス開始以来、foursquareはユーザーの居場所と現在の行動に関する情報の共有に注力してきた。ここにRadarが追加されたことで、行動に結びつくデータがユーザーに提供され、興味を持つ可能性がある場所へと足を運ぶ後押しとなる。
新機能のRadarを利用するには、iOS 5を搭載した「iPhone」にバージョン4.0のfoursquareをインストールする必要がある。バージョン4.0は既にAppleの「App Store」で提供が始まっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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