米Yahooは同社の資産を増やすため、特許のライセンス供与に取り掛かるようだ。
The New York Times(NYT)によると、YahooはFacebookに対し、Yahooが保有する10~20件の特許について、ライセンス契約の締結に合意しなければ、法的措置を講じると警告しているという。NYTは、この件の概要を把握する匿名の人物からの情報として、争点となっている特許は広告やウェブサイトパーソナライゼーション、ソーシャルネットワーキング、チャットサービスに関するものだと報じた。
米CNETはYahooにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。ただし、同社はNYTに対して、「われわれはFacebookにライセンス契約の締結を強く求めており、締結しない場合には、われわれの権利を守るために、一方的に行動を起こさざるを得ない」と述べている。
Facebookは、本件については認識したばかりであり、さらなる調査なしではコメントできないとしている。
Facebookの関係者は米CNETに対し、「YahooはThe New York Timesへの連絡と同時にわれわれに接触してきた。そのため、われわれはYahooの主張を十分に評価する機会をまだ得ていない」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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