Calendrは、シンプルですっきりとした画面と予定の変更のしやすさが特長のカレンダーアプリだ。iPhoneの標準カレンダーと連携する。カレンダービューには、月、日、週の3種類があり、画面下部のアイコンをタップすれば簡単に切り替えられる。「Today」をタップするだけで当日にジャンプする。見たい画面に瞬時に切り替わるのが気持ちのいいアプリだ。
画面下部、中央にある3つのアイコンは、左から月表示、日表示、週表示となっている。月表示では、その日の予定をタップすると予定の詳細が表示される。デフォルトでは、カレンダーの表示が大きいので、iPhoneの「設定」>「Calendr」で「Compact Month」をオンにしておくと、カレンダーがコンパクトになり、画面下部に一度に表示される予定の数が増える。「Week starts on Monday」をオンにすれば、カレンダーを月曜始まりに変更することも可能だ。
日表示では、1日の予定の埋まり具合と予定の詳細が一度に見られるため、1日の様子を把握しやすい。さらに、週表示では、1週間分の予定を俯瞰できるので、空き時間が一目で分かる。
予定の変更や修正の仕方が面白い。日付や時刻の数字を直接入力せずに、スライダーで指定するのだ。予定の入力画面で、変更する日付や時刻の数字を長押しすると、スライダーが表示される。そのまま上下に指をスライドさせて決定する。これは、慣れると片手での入力がやりやすい。なるべくキーボードから入力をしなくて済む作りになっており、よく考えられている。
予定を簡単に共有できるのも特長だ。予定を受け取った相手はこのカレンダーを自分のカレンダーにインポートすれば予定の作成が簡単にできる。ミーティングの予定が確定した時などに使うと便利だ。
一週間表示が見られるのは便利なのだが、ポートレートモードでしか見られないため、1日分が細長く、ぎゅっと詰まった感じがするので、ランドスケープモードでも見られるともっと見やすいのではないかと思う。しかし、動作が速く予定の入力や変更を素早くできる点でとても優れているので、予定の変更が多いビジネスパーソンに向いているカレンダーと言える。
>>Calendr - the smart Calendarのダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」