ファッションブランドの名前をまとったスマートフォン、その名もずばり「PRADA phone by LG L-02D」が登場した。LGとPRADAのコラボレーションによるモデルで、名称にはLGと入っているが、本体にはPRADAのロゴはあってもLGのロゴが全くない。画面も独自デザインのユーザーインターフェース(UI)やアイコンを搭載し、PRADAの世界観を崩さないものとなっている。
今回登場した「PRADA phone by LG L-02D」は国内では2世代めとなるPRADA phoneとなる。国内で最初に販売されたPRADA phoneは2008年に登場。全面タッチパネルであるものの、基本はフィーチャーフォンだ。新型ではAndroid 2.3を搭載するスマートフォンに進化した。
PRADA phone by LG L-02Dの外見はブラック基調のシックなものとなっているが、画面の中もそのイメージのままデザインされている。アイコンはすべて独自で、よく見ればAndroidとわかるものの、他のAndroidとは全く雰囲気の異なる画面となっている。
画面は、すべて黒字に白のモノトーン。ホーム画面はもちろん、よく使われるブラウザやメールなどはすべてモノトーンだ。ブラウザでウェブサイトを表示すればカラー画面となるが、通話や標準のメールアプリを使っているうちでは、ほぼモノトーンで使うことができる。
PRADAのアイコンはドコモ標準のアプリにも用意されており、spモードメールもモノトーン版のアイコンに変更することで、ホーム画面にアイコンを移動しても世界観が保てる。
また、標準のウィジェットもモノトーンなものが多数あり、アナログ時計も5種類から選べる。デフォルトの壁紙はブラック一色だが、裏面と同じブラックのレザー模様の壁紙も用意されている。
モノトーンのアイコンが用意されてないアプリのアイコンをホーム画面に置いた場合は、カラーのアイコンがそのまま表示される。モノトーンの世界観を守りたいならホーム以外の別のページなどにまとめるか、フォルダを作って中に収めるなどの工夫が必要だ。
UIは変更することもできる。「ホームエレクター」という設定変更アプリを使うことでdocomo Palette UIに変更でき、NTTドコモのLG製Androidスマートフォンと同様のUIにすることもできる。
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