Infochimpsは米国時間2月22日、ビッグデータ環境向けに拡張可能なプラットフォームを発表した。「Infochimps Platform」は、同社初の正式な製品である。同社はこれまで、ビッグデータマーケットプレイスを主に提供していた。
オースティンに拠点を置くInfochimpsはまず、Infochimps Platformの背後にあるデータシステムを自社ビッグデータマーケットプレイス用の基盤として開発した。Infochimps Platformを利用すれば、実績のあるビッグデータシステムを利用することで、ビッグデータプロジェクトをより低コストで構築するとともに、より効率よく最適化することができるようになる。
Platform as a service(PaaS)モデルは、社内のハードウェア稼働やメンテナンスを不要にする一方で、ビッグデータの構築を容易にすることによりコストを大幅に削減する。独自のビッグデータインフラを構築して管理するリソース(あるいは必要性)がある企業も、Infochimps Platformをオンプレミスで配備して活用できる。
Infochimps Platformについて最も重要な点は、「Infochimps Marketplace」との相互運用性にある。これにより、配備したプラットフォームからの内部データと同マーケットプレイスからの外部データを素早く連携できる。
確かに、データ科学に関係のない人は、この発表に心躍らせることはないだろう。しかし、Infochimps Platformのような製品の導入から恩恵を受ける人は多い。データ科学者は、より大きく多用なデータセットを高速処理することができ、その処理から得られる見識が癌の治療法を生み出したり、Nikeが靴の売り上げを増やしたりすることに役立つかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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