ABCの報道番組「Nightline」は先ごろ、中国にあるFoxconnの工場に入り、その様子を伝えた。ブロガー、アナリスト、そしてNokiaの元事業開発マネージャーであるHorace Dediu氏は、その番組から得られた手がかりを元に、「iPhone」の組み立てコストを試算した。
Dediu氏はNightlineから重要な情報を2つ得た。1台のiPhoneを組み立てるためにかかる時間は、ソフトウェアとコンポーネントの「バーンイン」とテストにかかる6~8時間を含め、24時間であるということと、製造ラインの労働者の時給が1.78ドルであるということだ。
同氏は、これらの情報を元にiPhoneの製造にかかる人件費を計算し、1台当たり12.5~30ドルの間になりそうだと結論付けた。これは、小売価格の2~5%にあたる。
Dediu氏によれば、この組み立てコストは、デザインの強度と品質テストのため、競合製品と比べて、おそらく最大300%高いだろうという。また、以前に推測されていた1台当たり8ドルという数値よりも高くなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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