仮想ピンボードサイトのPinterestは、新たなコードの追加により、ウェブサイト側が情報を「ピンで共有」されることをオプトアウトで拒否できるようにする。
Pinterestは、猛スピードで成長を続けながらも、欠点を直す必要に迫られている。ウェブ周辺で最近浮上していた問題の1つは、「ピンで共有」する機能が著作権法に違反しているのではないか、という見方だ。
Pinterestの共同創設者であるBen Silbermann氏は米国時間2月20日、ブログにこう書いた。「Pinterestではめまぐるしい日々がここ数カ月続いていた。われわれは一企業として、著作権保有者の権利を尊重することを大切にしたい」
Silbermann氏の説明によれば、2月20日の時点で、ウェブサイト側は保有する画像がPinterestのユーザーに使用されることをオプトアウトできるようになるという。
「サイトオーナーが自分の画像をピンで共有されることを望まない場合があり、当社はそれを理解し尊重している。そうしたオーナーたちのために、どのサイトにも追加できる短いコードを提供する」(Silbermann氏)
このコードは、オプトアウトを望むウェブサイトが任意のページのhead要素に追加でき、一度コードを埋め込めば、ピンで共有しようとするユーザーに対し、「このサイトはPinterestへのピンを許可していません。ご質問があればサイトオーナーへご連絡ください。訪問に感謝します」とのメッセージが表示されるようになる。
Silbermann氏は、サイトにトラフィックを誘導するので、大半のサイトはPinterestユーザーが画像を共有しても気にしないだろうとの考えを記している。自らのウェブサイトに「Pin It」(これをピンする)ボタンも追加したオーナーも大勢いる、と同氏は言い添えている。「当社がPin Itボタンの追加を確認したサイトはウェブ上にたくさんあり、そこにはわれわれのお気に入りの小売業者やマーケットプレイス、博物館や出版関係、ブログなども含まれる」
Pinterest関連の他のニュースとしては、ピンされた画像のキャプションが最近、500字以内に制限されるようになったとLL Socialが報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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