ダイマーズラボは2月20日、iPhoneアプリ「CauseWalker」を公開した。App Storeにて無料でダウンロードできるが、利用にはFacebookのアカウントが必要となる。
CauseWalkerは、加速度センサを使った歩数計の機能を備えた寄付アプリ。利用方法はFacebookアカウントでログインし、興味を持った社会貢献プロジェクトをアプリ内で選択する。あとは実際に歩く前にアプリ上の「Walk」ボタンを押すだけだ。
Walkボタンを押せば、歩数計の機能が起動。1000歩ごとにユーザーには2ポイント(1ポイントは1円相当)が付与され、このポイントを利用して1回で最大20ポイントまでの寄付を行うことができる。また寄付の際には、参加するプロジェクトごとに「バッジ」を取得できる。バッジ取得者は、各種のキャンペーンへの招待やクーポンの提供などを受けられる。
サービス開始直後は、ダイマーズラボが企画するプロジェクト3つが用意されるが、今後は協賛企業を募り、各種プロジェクトが展開される予定。
ダイマーズラボは2011年11月の設立。代表取締役の長野英章氏は、学生時代はカナダとオーストラリアにバスケットボール留学をしていたが、その中で出会った友人の影響もあり、寄付をはじめとした「ファンドレイジング」に興味を持っていたのだという。帰国後いくつかの企業を経験した後、前職のグルーポンで出会った小林秀幸氏とともにダイマーズラボの設立に至った。「重要視するのは『共創』。まずは持続可能で効率的に寄付ができる仕組みに育てたい」(長野氏)
寄付の対象と想定するのは途上国や貧困層など。「私は留学経験もでき、すごく恵まれていたと思う。しかしそんなスタート地点にも立てない人が世界に10億人もいる。CauseWalkerがその人たちの『How to live』になればいい」(長野氏)
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