ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン(GfKジャパン)は、2011年の映像ソフト市場の動向をまとめ、発表した。Blu-ray Discソフトの市場規模は588億円に達し、金額前年比45%増を記録した。
映像ソフト市場全体では、売上枚数が5650万枚で前年比5%減、売上金額が2292億円で、前年比3%減となった。販売チャネル別金額構成比はEコマース47%、メディアストア32%、家電量販店11%。Eコマースは構成比を4ポイント伸ばし、数量、金額ともに最大チャネルとなっている。
ジャンル別では、2010年に「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」「アバター」などの大作が登場した反動から、一時落ち込みを見せた洋画ジャンルが、下半期は「ハリー・ポッターと死の秘宝」や「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」などの新作により、金額前年比でプラスになった。
一方音楽ジャンルでは、年間販売数量ランキングの上位3作品を嵐とAKB48で独占するなど市場の牽引役もあらわれ、金額構成比を前年の24%から27%へとアップさせたとしている。
Blu-ray Discソフト市場のみでは、数量1159万枚で、588億円。数量前年比は43%増、金額前年比は45%増と市場を拡大しているとのこと。金額構成比では映像ソフト市場全体の4分の1を占める。
GfKジャパンでは、2012年の映像ソフト市場を「前年並みの販売を維持する」と予測している。
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