「Opera」が最初に搭載し、「Chrome」「Internet Explorer」「Safari」といったブラウザではすでにお馴染みの機能が、ついに「Firefox」にも搭載される。現在、パーソナライズ可能な「New Tab」機能がFirefoxの開発者向けプレビュー版Auroraで提供されており、いずれ一般ユーザーにも提供されるはずだ。
他のブラウザが備えている同様の機能のように、Firefoxの場合もユーザーがロケーションバーでよく訪れたサイトを新しいタブのページに表示する方式だ。これまでFirefoxでは、サードパーティー製のアドオンを通じてお気に入りや最近訪れたサイトを新しいタブにおいて視覚的に表示するのみだった。
New Tabページを試すには「Firefox 12 Aurora」(Windows版、Mac版、Linux版)を利用しなければならない。Mozillaはテスト目的でのこの機能を米国時間2月16日に停止する予定だが、それ以降も利用するのは難しくないだろう。ロケーションバーに「about:config」と打ち込み、browser.newtab.urlを「about:newtab」とし、browser.newtabpage.enabledを「true」にすればよいだけだ。
開発中の機能とはいえ、動作はまだ不安定だ。サイトはうまく表示されるが、アイコンは表示されたりされなかったりする。サイトをピンで留めていつも表示されるようにする機能もうまく動作していないようだ。とはいえ、多くの人がブラウザの基本的な機能と考えるものをMozillaが提供しようと取り組んでいるのは良いことだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス