エバーコネクトは2月13日、ソーシャルコミュニケーションプラットフォーム「EverConnect.me」のベータ版サービスを開始すると発表した。
EverConnect.meはソーシャルネットワーキングサービスやEメールを1カ所にまとめて利用、閲覧できるサービス。現在はGmailをはじめTwitter、Facebook、LinkedIn、foursquareに対応する。今後は有料オプションも含めて、対応するサービスを拡大していく予定。
サービスの開始は2月15日から。サービスは招待制となっており、利用には(1)同社ウェブサイトで事前登録する(2)Facebookページで「いいね!」をクリックする(3)Twitterアカウント「@everconectme」をフォローする(4)既存ユーザーまたは関係者からの招待を受ける――のいずれかを行う必要がある。先着10万人に対しては、今後提供予定の有料版サービス「EverConnect.me Premium」の永久利用権を無償提供する。
エバーコネクトは2010年9月の設立。代表取締役社長の篠原豊氏は、セキュリティソフトウェア企業でメールやメッセージングサービスのセキュリティに関する営業、マーケティングを担当。その後スタートアップの立ち上げ等を経て同社の設立に至った。「メールがクラウドに移行するに従って、ユーザーは自由に利用できる一方で、(それぞれの)ソーシャルグラフに自由を奪われてしまった。さまざまなサービスをオープンに利用できるアグリゲーションサービスがあっていいと思った」(篠原氏)
エバーコネクトではサービスの開始と合わせて、VOYAGE VENTURES、ネットエイジ、ネプチューングループのから、総額1500万円の資金調達を実施したことを発表している。今後も春に向けてさらなる資金調達を実施し、開発体制の強化に努めるとしている。
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