パナソニックは2月7日、テレビ「ビエラ」に、プラズマテレビ「GT5/VT5」と液晶テレビ「DT5」シリーズを追加した。全機種に無線LANユニットを内蔵し、Wi-Fi搭載のデジタルレコーダー「ディーガ」とワイヤレス接続できる。
いずれもアクティブシャッター方式の3D再生ができ、USB HDD接続によるテレビ番組録画に対応する。
「お部屋ジャンプリンクサーバー(DLNAサーバー)」機能を搭載し、テレビに接続したUSB HDD内の録画コンテンツを、別の部屋やビエラに転送して視聴することが可能。インターネット環境があれば好みのアプリを追加して機能を付加できる「ビエラ・コネクト」を備えたほか、テレビ向けVODサービス「もっとTV(テレビ)」の視聴も可能だ。
無線LANで対応の「LUMIX Phone」や「iPhone」と連携させれば、スマートフォン内のコンテンツをテレビに転送することもできる。
最上位機種となるVT5は、60V型、55V型、50V型の3機種をラインアップ。地上、BS、110度CSデジタルチューナを3基搭載し、1つの番組を視聴しながら2番組裏録が可能。録画モードは「標準モード」と「長時間モード」の2つから選択できる。
3D対応プラズマパネル「フル・ブラックパネルIII」の搭載に加え、新開発の「ピュアイメージクリエーション」により、斜め線や映像圧縮ブロックの境界を検出し、透明感のあるなめらかな映像を再現するとしている。いずれも発売は4月20日。
GT5シリーズは60V型、55V型、50V型、42V型の4機種を用意。プラズマパネルに3D対応のブラックパネルIIIを搭載し、ネイティブコントラスト550万対1以上を実現する。地上、BS、110度CSデジタルチューナは2基搭載する。発売は60V型、55V型が4月20日。50V型、42V型が3月9日になる。
液晶テレビのDT5シリーズは55V型、47V型、42V型の3機種をそろえる。液晶パネルにはIPSαを採用し、4倍速駆動とバックライトを縦8ブロックに分割した「8相バックライトスキャン」を用いることで、残像感を抑えたクリアな映像が再生できるとする。
地上、BS、110度CSチューナは2基搭載。フレーム幅約11mm、奥行き約27mmのスリムデザインを採用する。発売は55V型4月20日、47V型と42V型3月9日。
あわせてフルHD 3Dグラス・イニシアチブ規格に準拠したアクティブシャッター方式の3Dグラス「ER3D4」シリーズが発売される。Bluetoothに対応し、従来の赤外線通信に比べ画面内から目を離しても3Dグラスの開閉動作にほとんど影響がでないことが特長。
バッテリを内蔵し、2分の急速充電で約3時間の連続使用ができるとしている。Mサイズ「TY-ER3D4MW」とSサイズ「TY-ER3D4SW」の2つを用意。いずれも重量約27gの軽量モデルになっている。発売は3月9日。店頭想定価格は両サイズともに1万3000円前後になる。
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