スマートフォンへの買い替えで写真投稿が増加--信頼できれば顔写真も

 IMJモバイルは2月2日、同社のモバイルナレッジラボが実施した「スマートフォンユーザーの写真投稿に関する調査」の結果を発表した。

 それによると、携帯電話からスマートフォンへの買い替えに伴い、写真撮影やウェブサービスへの写真投稿の頻度が増えたユーザーが、半数にのぼるという。

 この調査は、2011年12月9日と10日の2日間、iPhone、Androidのスマートフォンを保有する20歳から49歳の男女を対象に、インターネットリサーチで調査したもので、有効回答数618サンプルを得ている。

 まず、スマートフォンを購入する前に利用していた携帯電話と比べて、写真撮影の頻度、撮影した写真をSNSやブログ、写真共有サービスなどのウェブサービスへアップロードする頻度の変化について尋ねたところ、男女ともすべての年代において、約半数以上のユーザーが「増えた」「やや増えた」と回答した。特に、女性の20歳代においては「増えた」「やや増えた」との回答が83%にのぼった。

  • スマートフォンで撮影する頻度の変化

  • 撮影した写真をスマートフォンでウェブサービスへアップロードする頻度の変化

  • スマートフォンでウェブサービスへ週1回以上アップロードするユーザーの性年代構成比

 次に、スマートフォンで撮影した写真をアップロードしたことのあるソーシャルメディアを尋ねたところ、「Twitter」が47%と最も多く、次いで「mixi」の42%、「Facebook」の37%と、SNSへのアップロードが高い結果となった。

 また写真共有サービスへのアップロードでは、PCをメインデバイスとした「Picasa」が8%、「Flickr」が4%であったのに対し、スマートフォンに特化している「instagram」などのカメラアプリが13%とやや高い傾向にあった。

  • スマートフォンでアップロードしたことのあるウェブサービス

  • 撮影した写真の加工

 さらに、キャンペーンやウェブサービスへの顔写真の投稿について尋ねてみたところ、「抵抗が無い」「条件によっては投稿してもよい」との回答は64%にのぼり、ヘビーユーザーほど顔写真の投稿に抵抗が少ない結果となった。

 顔写真の投稿への抵抗を下げる条件としては、「信頼できる企業のサービス」が67%、「公開範囲が選択できる」が55%、「会員限定のサイトで公開される」が38%と高く、IMJモバイルでは顔写真の投稿について、ユーザーは運営会社の信頼感と公開範囲の限定を重視していると分析している。

  • キャンペーンやウェブサービスへ顔写真投稿に対する抵抗

  • キャンペーンやウェブサービスに顔写真を投稿してもよいと思える条件

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