Appleは米国時間2月1日、2011年7月にリリースされた「Mac OS X Lion」の3度目のマイナーアップデートとなる「Mac OS X 10.7.3」をリリースした。
Lionユーザーを対象に2012年2月1日午後に公開されたこのアップデートには、同OSの内蔵ブラウザである「Safari」をバージョン5.1.3に更新するアップデートが含まれる。システム全体では、複数のバグが修正されるほか、ギリシャ語やヘブライ語、タイ語、カタロニア語などの言語も新たに追加されるという。また、ディレクトリサービスの認証に関連するバグや、「Windows」ファイル共有との「互換性の問題」だとAppleが言うバグも修正される。
今回のリリースは開発者に提供されてきた同ソフトウェアの7つのベータ版に続くもので、最後の2つのベータ版は、既知の問題がない状態で提供されていた。
Lionのアップデートとは別に、Appleは「Mac OS X Snow Leopard」ユーザーを対象とする192.73Mバイトのセキュリティアップデートと、同社の「Remote Desktop」ソフトウェアのアップデートも公開した。現時点では、Snow Leopardのアップデートに含まれるセキュリティフィックスについて詳細は明かされていない。Remote Desktopのアップデートでは、画面共有と、特定の構成で2台のディスプレイを使うリモートコンピュータの使用に関する問題が修正される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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