多くの人々が先週から疑問に感じているのは、Twitterはなぜ、現地政府の要請に従い、国単位でツイートを削除すると発表したのかということだ。この計画は検閲だとする意見もある。
Twitterの最高経営責任者(CEO)であるDick Costolo氏は米国時間1月30日夜、カリフォルニア州ダナポイントで開催されたD:Dive Into Mediaカンファレンスで、Peter Kafka氏とのインタビューに応じ、その疑問に答えた。
Costolo氏はまず、ツイートの削除に関するTwitterのポリシーに変更は一切なかったが、同社は各国の地域の法律を順守しつつ、それ以外の国ではブロックされたコンテンツの公開を続けることを発表したかったと述べた。
「これは純粋にリアクティブ型の機能だ。われわれがプロアクティブに何かをすることはない」(Costolo氏)
Reporters Without BordersのディレクターであるOlivier Basille氏など、Twitterの発表に懐疑的な人々は、同社がこの発表を行った主要な理由の1つは、中国での事業展開を認めてもらうためだと述べている。現在、中国ではTwitterが遮断されている。
Costolo氏は30日夜のインタビューにおいて、中国の現行制度の下で、Twitterがサービスを提供できる方法は見いだせないとし、今回の動きは中国での事業展開を求めるものではないと述べた。
インタビューを通して、Costolo氏はTwitterの新ポリシーが「非常に誠実で透明性が高く、将来を見通したもの」であること、そして「正当な法的命令を受けたときに、すべてのツイートを世界中の可能な限り多くの場所で閲覧できるように努める」ことを主張し続けた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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