世界最大規模のソーシャルネットワークであるFacebookが、「Timeline」機能を見たことはあるが関わりたくはないと思っていた同サイトのユーザーにとって悪い知らせを持ってきた。Timelineは今後、もはや避けては通れない機能となる。
Facebookは米国時間1月24日付けのブログ投稿で、Timelineを「今後数週間」のうちに同ソーシャルネットワークの全ユーザー8億人を対象に適用を開始すると発表した。Timelineの適用開始にあたり、ユーザーは、同機能が自動的に適用されるまでに7日間が与えられるので、表示内容を確認することができる。7日間の期限よりも前に公開したい内容を編集し終えたユーザーは、期限終了を待たずに同機能を適用することができる。
Facebookは2011年9月、同社のF8カンファレンスでTimelineを発表した。同機能は、現行のユーザープロフィールを大幅に変更しており、ユーザーが同ソーシャルネットワークに加入後に共有したすべての項目を含むことができる。Facebookの共同創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏はF8カンファレンスで、同機能は「あなたの人生における重要な出来事すべてを1ページで語るための手段」であると述べた。
ユーザーのプロフィールには人目を引く「カバー写真」が上部に、その下には基本情報が表示される。それ以外としては、Timelineの右側のサイドバーに年が新しい順に並んでおり、各年をクリックするとそのユーザーが同サイトで共有した内容を参照することができる。またTimelineには、ユーザーが世界のどの場所にいったかを入力するための地図も含まれている。
一部のFacebookユーザーには早くからTimeline機能が提供されていたが、同社は2011年12月、全ユーザーを対象にオプトイン方式でTimeline機能を提供開始した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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