ソニーは1月23日、薄さ6.4mmのスリムデザインを採用したICレコーダー「ICD-TX50」を発表した。背面にクリップを設け、胸ポケットなどに固定して使える。発売は2月21日。店頭想定価格は1万5000円前後になる。
ICD-TX50は、スーツの胸ポケットなどに入れてスマートに使えるICレコーダーとして開発された超薄型モデル。クリップのほか、録音時の擦れ音を低減できるよう斜めに配置されたマイク部や、胸ポケットに入れて録音するのに適した「胸ポケット」録音設定を備える。
4Gバイトのメモリを内蔵し、microSD/microSDHCカードスロットも装備。リニアPCM、MP3形式での録音に対応する。音声信号をマイク内で直接デジタル信号へと変換する「高性能デジタルマイク」に加え、ノイズカットとボイスアップを組み合わせる「クリアボイス機能」を内蔵し、高音質録音が可能だ。
電源には内蔵リチウムイオン充電池を採用し、最大24時間の長時間録音が可能。3分の充電で1時間の録音ができる急速充電にも対応する。
サイズは高さ102.3mm×幅40.8mm×奥行き6.4mmで、重量は約50g。停止中にPOWER-HOLDスイッチをHOLD側にスライドするとスタンバイ状態になり、待機電力を低く抑えられるとのこと。HOLD状態を解除するとすぐに操作ができる瞬速起動を実現する。
充電や同期はUSB経由で実行し、USBケーブルを同梱。机からの振動を低減さえる防振アタッチメンも付属する。
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