ソニーは9月21日、ICレコーダーの新製品「ICD-UX513F/512」と、「ICD-SX813/713」の4機種を発表した。いずれもリニアPCM録音ができる。発売は10月21日。
新製品は、UX/SXシリーズともにリニアPCM録音をサポートしたほか、全機種においてカードスロットを装備。microSD/SDHCカードとメモリースティック マイクロ(M2)の利用ができる。
内蔵マイクには、「Sマイク・システム」を新搭載。従来のマイクを高感度、低ノイズへと改善したもので、ICレコーダーに組み込んだ独自の録音システムと組み合わせることで、遠くの音や小さな音を、より自然で聞き取りやすく録音できるとしている。
また、再生時での聞き取りやすさを追求し「強力ノイズカット」を装備した。新製品では、全帯域からノイズを切り取ることで、音声を自然に保ちながらノイズを低減できるとのことだ。
UXシリーズは、内蔵メモリが4GバイトのICD-UX513F(UX513F)と、2GバイトのICD-UX512(UX512)を用意。本体にUSB端子を内蔵し、PCとのダイレクト接続を実現する。電源は単4形乾電池1本で、充電池が1本付属する。付属充電池によるUSBの本体充電も可能だ。上位機となる513FのみFMラジオ録音機能を搭載する。
本体サイズは高さ102mm×幅36.6mm×奥行き14.6mmで、重量は約59g。店頭想定価格はUX513Fが1万3000円前後、UX512が1万円前後になる。
SXシリーズは、ICD-SX813(SX813)、ICD-SX713(SX713)ともに4Gバイトのメモリを内蔵する。特定の話し声をクリアに録音するインタビューポジションと、全体の音声を自然に録音するミーティングポジションの両方を実現する2ウェイの可動式マイクを採用。上位機となるSX813のみ、デジタルノイズキャンセリング機能と、高音質技術「S-Master」を備える。
電源は単4形乾電池2本を使用。本体サイズは高さ137.8mm×幅32.4mm×奥行き16mmで、重量は約92g。充電池が2本付属する。店頭想定価格はSX813が2万3000円前後、SX713が2万円前後になる。
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