ソニーは9月26日、4GバイトのメモリとmicroSDカードスロットを内蔵したICレコーダ「ICD-UX523F/523」を発表した。遠くの音や小さな音を聞き取りやすく録音する「Sマイク・システム」を備え、録音ファイルを日付で探しやすい「カレンダーサーチ」に対応する。
人の声は残し、ノイズのみをカットするSマイク・システムは、左右にマイクを設置したデザインからラウンド型の新デザインを採用。録音方向を視覚的にわかりやすくしたという。録音時は入力される音量レベルと最適音領域を表示することが可能。録音時、再生時ともに任意の場所をマーキングできる「トラックマーク」機能は、1ファイルに最大98件まで登録できる。
裏側には、従来機の16mmから4mm大きくなった口径20mmのスピーカーを内蔵。本体下部にあるスライド式のUSB端子は蓋部分が内部にスライドインする形に変更された。
本体でフォルダ名やファイル名の編集ができるほか、日付から録音ファイルが検索できるカレンダーサーチを備え、検索をサポートする。
上位機となるUX523Fは、FMチューナを内蔵し、FM放送の録音も可能。ラジカセやテープレコーダーなど、ほかの機器と接続してダイレクト録音ができる「録音ケーブル」と密閉型のステレオヘッドホンを同梱する。
両機種ともに、本体サイズは高さ102mm×幅36.6mm×奥行き13.7mmで、重量は約58g。単4形電池1本で駆動し、ニッケル水素充電池が1本同梱される。店頭想定価格はUX523Fが1万3000円前後、UX523が1万円前後になる。
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