「ソーシャルランチ」運営元が第三者割当増資を実施--大学版も今春公開へ

 ランチタイムを使って社会人が交流する場を作るウェブサービス「ソーシャルランチ」。同サービスを運営するシンクランチは1月16日、日本ベンチャーキャピタル(NVCC)のベンチャー投資ファンドである京大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合、KDDI、経営共創基盤(IGPI)を引受先とする第三者割当増資を発表した。調達金額は約3200万円で、増資に伴い外部から社外取締役と社外監査役が1名ずつ就任する。

 2011年10月に始まったソーシャルランチは現在会員数約2万人。3カ月で900組、3600人のランチタイム交流会を成立させるなど急成長を見せている。今回の調達についてシンクランチ代表取締役社長の福山誠氏は「おもにソーシャルランチのサービス開発にともなう人員増強」と説明。ユーザーの拡大をカバーするため、開発リソースの確保を急ぐとした。なおNVCCの投資ファンドは京都大学にゆかりのある企業への投資をおこなっているが、「副社長の上村(康太氏)が京都大学の出身ということも話が進んだ理由のひとつ」(福山氏)だという。

 また、この発表と同時にシンクランチでは新たにリリースを予定している大学生向けサービス「ソーシャルランチ大学版」の事前登録を開始する。大学版は大学生限定のソーシャルランチで、これまでのFacebookアカウントによる認証に加えて、大学で発行されているメールアドレスによる認証を追加する予定。

 対象となる大学は事前登録時に用意される「投票システム」で学生ユーザーが決めることになる。公開は今春の予定で、入学のシーズンには、この投票結果をふまえて利用可能な学校が決まる。福山氏は「同じキャンパス、もしくは近くのキャンパスの学生が履修の話だったりサークルの活動なんかを話す機会になるのでは」と利用シーンについて話す。

 社会人向けサービスに比べて利用シーンが広いことから想像されるのが、学生同士の“出会い系”トラブルだ。これについては「通常版のソーシャルランチ同様、そういう方は退場いただくというポリシー」(福山氏)とのことで、今回の調達を機会に監視体制についても強化するという。

 また将来的には社会人向けのソーシャルランチと連動させる計画についても話してくれた。ある程度コミュニティが成熟した段階で社会人向けと大学生向けのサービスにバイパスのような仕掛けをつくり、学生が社会人に出会えるOB訪問の機会にする、というものだ。福山氏は2012年の目標として「社会人版で10万ユーザー、大学版で5万ユーザー獲得を目指す」と語り、それぞれのコミュニティ拡大に努めるとした。

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