JVCケンウッドは、AVナビゲーションシステム「彩速(さいそく)ナビゲーション-AVENUE-」シリーズに「MDV-737DT/535DT」の2機種を追加した。iPhone/iPodに加え、Android搭載のスマートフォンとの連携にも対応する。発売は2月上旬。店頭想定価格はBluetooth機能を備えたMDV-737DTが12万円前後、Bluetooth非対応のMDV-535DTが10万円前後になる。
両機種ともに7V型ワイド液晶パネルを採用し、バックライトには白色LEDを搭載する。
新開発の4チューナ&4ダイバシティ方式により受信感度を向上させたテレビチューナと、CD/DVDプレーヤー、SDカードスロットを装備。「スーパーファインビューモニター」により、地デジやDVDの映像を高画質で視聴できるとしている。
iPhoneやAndroid搭載端末など、スマートフォンとの連携も強化した。iPhone 4Sに対応し、収録された音楽、動画データを車内で再生できるほか、操作モードの切り替えにより、ナビ画面とiPhone/iPodの両方から操作が可能。無料のiPhone用アプリケーション「KENWOOD Music Info.」を使用すれば、CDもしくは、録音した楽曲の楽曲情報データがナビゲーション本体になくても楽曲情報データを取得としている。
Android搭載スマートフォン向けには、音楽アプリケーション「KENWOOD Music Control」を無料で用意。スマートフォンに収録した音楽を、アーティスト別、ジャンル別といった項目から選曲できることに加え、曲調分析によるプレイリスト作成もサポートする。
CDに収録された音源をSDカードや内蔵メモリに4倍速で録音することも可能。録音中に地デジなど他ソースへの切り替えもできる。
ナビ機能としては、自社位置測位にインクリメントPが新たに整備した全国主要道路の傾斜データ「全国主要道高低差データ」を採用し、3Dジャイロセンサと併用することで、自車位置精度を向上。全国約3800万件を登録する「ピンポイント住所検索」、個人宅約2700万件+タウンページ登録約830万件から検索可能な「電話番号検索」などの検索のほか、ルート案内の幅が広がる「5ルート同時探索」や好みのインターチェンジの指定が可能な「乗降インターチェンジ指定」、「MapFan.net」を活用したSDカードからの目的地設定など新検索機能も装備している。
モニタ部は見やすい角度に調整できる「逆チルト機能」を設け、全部で7段階のチルト角度調整が可能。MDV-737DTのみ、Bluetoothに対応する携帯電話やスマートフォンでハンズフリー通話や音楽再生ができる。
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