サンディスクコーポレーションは1月10日、Consumer Electronics Show(CES)にて128Gバイトの「サンディスク エクストリーム SDXC UHS-I カード」と組み込みフラッシュメモリとして「サンディスクiNAND ウルトラ シリーズ」を発表した。
サンディスク エクストリーム SDXC UHS-Iカードは、新しい動画転送速度規格のUltra High Speed(UHS-I)アーキテクチャに基づいたもので、高品質の動画を長時間撮影できるよう設計されている。
UHSスピードクラス1に準拠しており、フルHD画質の1080p動画を3Dで最長10時間まで撮影できる。また、最大45Mバイト/秒の読取り・書込み速度により、カメラの連写モードを利用して高解像度写真の連写撮影をしたり、ファイルを迅速にPCへ転送したりすることも可能だ。
64Gバイトの希望小売価格は199.99ドルで、128Gバイトモデルは399.99ドル。日本での展開については後日発表するとしている。
サンディスクiNAND ウルトラ ソリューションは、サンディスクの19nm技術によるe・MMC(組み込みモバイル標準インターフェース)機器で、サンディスクの2ビット/セル技術を活用した第10世代目となる製品だ。
高度なパッケージ技術により、1.5mm×13mmで薄さ1mmの小さなパッケージで最大64Gバイトのストレージ容量を提供するとしている。当初は8Gバイトから64Gバイトの容量で、2012年第1四半期前半にサンプル出荷を開始し、量産は第2四半期前半を予定しているとのことだ。
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