IT業界はここが「おトク」--IT関係の仕事をしていて良かった10のこと - (page 3)

Brien Posey (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2012年01月10日 07時30分

#7:時折、一風変わった問題に直面する

 単調な作業ほど気が滅入るものはない。どのような仕事にもある程度の繰り返し作業があるとはいうものの、IT関係の仕事には一風変わった問題に対して創造的な解決策を生み出さなければならないという他にない特徴がある。時折こういった問題に取り組めるというのも、IT関係の仕事のメリットと言えるだろう。

#8:クールなガジェットに接する機会がある

 IT関係の仕事には、クールなガジェットに接する機会があるという素晴らしいメリットもある。例えば昨日の話だが、筆者は病院の待合室で数時間を過ごす必要があったため、Windows 8タブレットを持ち出して仕事をすることにした。仕事をしていると、このタブレットに目を付けた人から、どこで入手できるのかと尋ねられたことが何度かあった。Windows 8はこの時点でまだ開発者向けプレビュー版しか公開されていなかったためだ(パブリックベータ版は2012年2月に公開予定)。

 あらゆる最新テクノロジについても同様のことが言えるはずだ。筆者は90年代に、友人のためにフラットベッドスキャナを用いて写真のコピーを行ったことがある。この時には、誰もスキャナという言葉を聞いたことがなかったのである。

#9:ITの知識は日常生活でも役立てることができる

 仕事の場でもたらされる喜びではないものの、ITの知識が日常生活でも役立つということは間違いない。例を挙げてみよう。大昔のネットワークでは同軸ケーブルを用いたイーサネットが標準となっていた。筆者はある夏の間、同軸ケーブルを引き回してはターミネータを接続するという作業を続けていたことがある。当時はその作業が大嫌いだった。現在では誰も使わなくなっている同軸ケーブルだが、先週になって、その敷設作業で得た知識が役立つことになった。

 筆者の隣家で、カーペットの張り替え工事が行われていた時のことである。その際、カーペット業者が衛星ケーブルを誤って切断してしまったのだった。衛星放送のアンテナに接続されていたケーブルは、遠い昔に筆者が扱っていたイーサネットケーブルとよく似たものであった。そして筆者は、当時使っていた工具をまだ持っていたため、その隣人のためにケーブルの修理を買って出たというわけである。これによって隣人は、衛星テレビの業者に修理を依頼して何日間も無駄にしたり、修理代を支払う必要がなくなったのだ。

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