サムスンのスマートフォン「Galaxy S」と7インチの「Galaxy Tab」のユーザーには、「Android」の最新バージョンが提供されないことが明らかになった。
サムスンは韓国で運営するプロモーションサイトのブログで、上記2機種の端末には、Googleの最新版モバイルOSである「Android 4.0」(Ice Cream Sandwich)へのアップデートを提供しないと述べた。
The Vergeの説明によると、「TouchWiz」やウィジェット、ビデオ通話、通信事業者用のソフトウェアなど、サムスンが独自のソフトウェア機能を端末に追加していることが原因だという。これらの追加ソフトウェアがハードウェアリソースを消費するため、望ましいAndroidの使用性をユーザーに提供できないとサムスンは説明する。
Galaxy Sは、サムスンが最近発売した「Galaxy Nexus」と少なくとも仕様の上では非常によく似ている。そのGalaxy Nexusは、Android 4.0を搭載して販売されている。
2011年10月に発表されたAndroid 4.0ではタブレットとスマートフォン向けの2種類に分かれていたOSが統合され、ソフトウェアボタンでの操作が可能になるなど、いくつもの新機能が導入されている。同OSは、Androidの他のメジャーリリースと同様に、ハードウェア要件を満たした端末にしかインストールできないため、、一部の旧式の端末は永遠に一定のバージョンから更新されないことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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