foursquareは、スマートフォンのGPSを利用して位置情報を記録するためのサービスで、今回紹介するのは公式のiPhoneアプリ版だ。現在地に「チェックイン」することにより位置情報が記録される。チェックインするとバーチャルなポイントが溜まりバッジがもらえる、というゲーム要素や友人らをフォローして居場所をソーシャルに知らせる機能もある。
位置情報は、誰にも公開しないこともTwitterやFacebookと連携させて広く公開することもできる。公開する内容はプライバシー設定で選択できるので、仕事で使用する場合は非公開にするのがよいだろう。
チェックイン履歴は、ユーザーページから確認できる。たとえば営業の場合、チェックインした場所のリスト、過去6カ月間のカテゴリー別チェックイン回数、頻繁に訪問する場所などを確認して、訪問先の傾向を分析するといった使い方も可能だ。
「今いる場所の近くでランチを食べたい」と思ったら、[探索する]を利用しよう。近所のオススメスポットを検索して表示してくれる。半径250m~10km圏内で距離を指定して、アイコンをタップするか、キーワードを入力する。初めて訪れる場所では、特に便利な機能だ。
「レーダー」は、使い方次第でかなり面白い機能になる。[フレンズ]ビューで、画面左上にあるレーダーアイコンをタップすると、レーダーのオン/オフを切り替えられる。レーダーにより、近くでフレンズがチェックインするなどのイベントが発生すると通知が表示される。その場所を「リスト」に登録したり、フレンズに連絡を取ったりといったアクションを起こせる。
foursquareを使用する場合はGPSをオンにする必要があるため、iPhoneの電池の消耗が若干早くなる場合がある点に注意が必要だ。
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