Microsoftが「Xbox 360」後継機のローンチを検討する中、10年以上にわたって「Xbox」のブランドおよびデザイン業務を率いてきたベテラン幹部のDon Coyner氏が、Xboxのデザインおよびエクスペリエンスグループの責任者を退いたと、2人のMicrosoft従業員が明らかにした。そのうちの1人によると、後任には「Xbox LIVE」のインターフェースの再設計に関わったEmma Williams氏が就任したという。
Microsoftの広報担当者は、「人事に関する問題にはコメントしない」として、この組織変更については肯定も否定も控えた。
Coyner氏は、1999年にMicrosoftがビデオゲーム機の開発に取り組み始めたときからXboxチームに加わった人物である。当初は同グループのマーケティングディレクターであったが、「Xbox 360」が好調になるにつれて、その役割はユーザーエクスペリエンスにまで広がった。
Coyner氏は1995年に任天堂からMicrosoftに移り、直近ではエンターテインメントデザイン担当ゼネラルマネージャーを務めていた。Microsoft関係者によると、Coyner氏は退社したわけではないとのことだが、同氏の次の役割や責任者を退いた理由については明らかでない。
なお、ゲーム開発者向けの情報サイトDevelopは最近、Xboxチームからの情報として、Xbox後継機の発売が2013年になると伝えている。これについてMicrosoftにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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