失敗ひとつで、良い評判が台無しに--キャリアを守るために避けるべき10の行動 - (page 3)

Scott Lowe (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2011年12月13日 07時45分

#7:責任をとらない

 信じてもらえるかどうかは分からないが、筆者は仕事においてそれなりに失敗をしでかしてきている。自らの失敗を素直に認めることほどつらいものはない。しかし失敗を隠そうとすれば、事態はさらに悪化する。このため、筆者は失敗をしでかしてしまった場合、真っ先にそのことを認め、責任を持って対処するようにしている。もちろん、何の失敗もしていないのに責任を押しつけられそうになったのであれば、筆者は最後まで抵抗するだろう。とは言うものの、責任を受け入れなければならない時もあるということは理解しており、しかるべき状況において自ら進んで責任をとることで、自身の評判を良いものにできるはずだとも考えている。

#8:意見をころころ変える

 会議において出席者の顔ぶれによって意見を変えるような人物は、信用するに値しないと言えるだろう。筆者はこういった行動もよく目にしており、見るたびに驚かされてもいる。あなたは、幹部が同席しているか否かによって自らの意見を変えたりしていないだろうか?もしも変えているというのであれば、それは透明性に欠ける行為である。周りの人間はあなたの行動を見透かしており、あなたのことをゴマすり屋だと思うはずだ。それは良い評判とはとても言えない。

 なお、自らの意見を伝える際、聞き手に応じて異なったアプローチを採ることがあるかもしれない。しかしそれは伝えたい内容を聞き手に合わせて微調整しているだけであり、中核となる内容が同じである限り、何の問題もないだろう。

#9:酔っぱらう

 この項目は難しくない。自らの判断がすべてであるためだ。あなたは、会社が主催するイベントで酔っぱらっても問題ないと考えているだろうか?もしもそう考えているのであれば、あなたの判断力には大きな問題がある。そういった場で酔っぱらい、特に何か非常に馬鹿げたことをしでかしてしまうと、自らの評判に傷を付けることになり、職場での話題の種になってしまうだろう。

#10:一緒に働きにくい存在となる

 咎められないからといって、職場で人から嫌われる行動に出てはいないだろうか?筆者はこういった行動も目の当たりにした経験がある。攻撃的で、権力欲が強く、心の狭い人間が、誰に注意されることもなく、他の人々の嫌がる行為を繰り返したり、冗談半分で反論してみせたり、協力せずに困らせたりしていたのである。こういった人間は、自らの立場を強くしようとして他の人々を貶める。一緒に働きにくい人間だというレッテルを貼られてしまうと、そのイメージを変えることは非常に難しくなる。自らにこういった部分があることを悟り、行動を改めようとしたとしても、何か裏があるのではないかと周囲から勘ぐられ、疑いの目を向けられることになるはずだ。このため、一緒に働く人々に対しては、少なくとも尊敬の念をもって接し、彼らの意見に耳を傾け、チームの一員として行動するように心がけるべきである。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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