調査会社comScoreが米国時間12月19日に発表したデータによれば、今シーズンのホリデーショッピングの人気商品はコンピュータハードウェアだという。
オンラインショッピングでは「iPad」や電子書籍端末、ノートPCその他の携帯端末が売れており、その結果コンピュータハードウェアは前年比25%増と、これまでのところホリデーシーズンで最も成長率の高い製品カテゴリとなっている。
薄型テレビの低価格により家電製品も好調で、同カテゴリのオンライン売り上げは前年比22%増を記録している。書籍や雑誌もプレゼントとして人気が高く、前年比で21%増となっている。
そのほか売り上げを特に伸ばしているオンライン小売り製品カテゴリとしては、コンピュータソフトウェア(ゲームを除く)が前年比16%増、玩具が同15%増となっている。
comScoreのデータは11月から12月にかけてのホリデーショッピングシーズンの開始から47日間のオンライン売り上げを比較しているもので、今年は11月1日から12月17日の期間がこれに該当する。
全体的に、今年のオンライン売り上げは2009年に比べてかなり好調だ。comScoreによると、2010年11月1日から12月17日のオンライン支出総額は274億6000万ドルにのぼり、前年比で12%増加したという。12月17日までの1週間のオンライン支出は55億ドルに達し、前年比で14%増加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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