米国の感謝祭商戦、モバイル端末利用の買い物客が急増--IBM Coremetrics調査

Dave Rosenberg (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年11月28日 11時50分
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 IBM Coremetricsの調査結果によると、米国における2011年の感謝祭とブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)のEコマースを主に牽引したのはモバイルデバイスで、Appleの「iPhone」と「iPad」がそれに大きく寄与したという。

 同調査結果によると、感謝祭のオンラインショッピングは前年比で39.3%増加し、その勢いはオンライン売上高が前年比で24.3%増加したブラックフライデーまで続いたという。

 ブラックフライデーには、実際の店舗やオンラインストアのお得情報を探すリサーチツールとしてモバイルデバイスを使う人々も現れた。2011年のブラックフライデーにおけるモバイルトラフィックは14.3%で、前年の5.6%から約3倍に拡大した。

 iPhoneとiPadがブラックフライデーの全オンライントラフィックに占める割合は10.2%だった。iPhoneとiPadはモバイルデバイス小売トラフィックの1位と2位(それぞれ5.4%と4.8%)で、Androidベースデバイスは4.1%で3位だった。

 しかし、明らかになったのは、モバイルブラウジングに関してだけではない。購入アイテムの数が減ったにもかかわらず、個々の注文における価格が高くなった。例えば家庭用製品の場合、1回の注文あたりのアイテム数は6%以上減少したが、平均注文価格は16%近く上昇した。

 同調査で他に明らかになった主な事柄は以下の通り。

  • モバイルデバイスでの売上高は前年の3.2%から9.8%に急増した。
  • iPadを使う買い物客の方が他のモバイルデバイスを使う買い物客に比べ、1訪問あたりの購入率はより高い。モバイルデバイス全体のコンバージョン率は2.8%だったが、iPadは4.6%だった。
  • モバイルを使う買い物客は他のデバイスを使うオンライン買い物客に比べ、欲しい商品が明確に定まっている。モバイルデバイスの直帰率は41.3%で、他のコンピューティングガジェットの33.1%を上回った。直帰率とは、さまざまなアイテムをゆっくりと閲覧して回るのではなく、特定のアイテムについて最も安い価格を求めて利用者が次々とサイトを移動する回数を表す。
IBM Coremetrics調査結果
提供:IBM Coremetrics

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

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