自信だけでは乗り切れない--フリーランス転向を考える人への10のアドバイス - (page 4)

Scott Lowe (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 編集部2011年11月29日 07時30分

#8:合理的でかつ自分がやっていける単価、料金を設定する

事業をやっていきたいのであれば、自分がやっていける単価をしっかり設定しよう。単価設定が低すぎると生きていけないし、自分の提供するサービスの価値を下げることになる。高すぎれば顧客がつかない。単価や料金を、自分の生計が成り立ち、かつ顧客が払ってもよいと思うように設定できなければ、事業は失敗する。 単価や料金を設定するにあたっては、自分の健康保険や自営業保険など、フルタイムの従業員だった頃には気にとめていなかったかもしれないものを自分で支払う必要があることを考慮しておこう。

教訓:確実に事業が成り立つように組もう。

#9:仕事専用のスペースで作業する

自宅でいらいらしないように事務所に毎日通うことを提案してくれた読者が1人いたが、読者の多くは自宅内であっても作業ができるように仕事専用の空間をつくれば十分だという説を推した。個人的な話だが、筆者はコンサルティング契約で出先にいるときでなければホームオフィスから作業をしている。自宅とは別のスペースの家賃や設備費用を払いたくはない。事業が成長して一緒に働く同僚を雇ったら、そのときはオフィスを借りると思う。自分の家で何人かで並んで働きたくはないと確実に予想がつく。

教訓:自分が請け負いたい事業の性質に応じて、それに役立つ作業空間を用意しよう。

#10:根性を持つ

サラリーマンだった頃の限界を破るには根性が必要だ。根性がなければ、フリーランスでは生き残れない。何と言っても、停滞する時期があるだろうし、そういうときに事業をたたまずに乗り切っていけるという自信を持つ必要があるからだ。自分と自分のビジネスモデルに確信を持っていないのなら、9時~17時の快適な勤務条件に固執してもおかしくはない。

教訓:根性なくして栄光なし。不確実性に耐えられないのなら、確実性にしがみつけ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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