オスカーを獲得した映画「ソーシャル・ネットワーク」の脚本を担当した人物が、Apple共同創設者の故Steve Jobs氏に関する映画の脚本執筆を依頼されたことを認めた。
一部報道によると、脚本家兼プロデューサーのAaron Sorkin氏は今週、E! Onlineとのインタビューの中で、Sony PicturesがJobs氏の伝記映画の脚本執筆をSorkin氏に依頼したこと、そして同氏がそれについて「積極的に検討」していることを明かしたという。
Sorkin氏はE!に対し、「今のところは、単に検討しているという段階にすぎない。この映画は本当に大きなもので、誰が脚本を執筆しようと素晴らしい映画になるだろう」と述べた。
このインタビューは、The Los Angeles Timesが10月に報じた内容が正しかったことを証明するものだ。同紙はそのとき、Sorkin氏がさまざまなプロデューサーからJobs氏の伝記映画に参加するよう誘われていると報じた。この映画では、Walter Isaacson氏によるJobs氏公認伝記の内容が多く描かれる可能性が高い。
Sorkin氏はE!に対して、リサーチのためにその伝記を読んでいるところだと述べた。
Sorkin氏は、Facebookの創設と勃興を記録したBen Mezrich氏の書籍「facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男」を基に映画「ソーシャル・ネットワーク」の脚本を執筆したことで知られている。同作は批評家から高く評価され、第83回アカデミー賞作品賞にノミネートされたものの、受賞には至らなかった。ただし、Sorkin氏に贈られた脚色賞を含め3部門でアカデミー賞を受賞している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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