グーグル、百科事典サイトの「Knol」などを終了--事業合理化の一環

Jay Greene (CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年11月24日 07時58分

 事業の合理化に向けてサービスの閉鎖を続けているGoogleが米国時間11月22日、Wikipedia風サービスの「Knol」とリアルタイムコラボレーションツール「Wave」を廃止した。

 2011年に入ってGoogleの最高経営責任者(CEO)Larry Page氏は、大きな可能性を秘めた事業に集中するため一部の事業を廃止する計画を発表した。これまでに同社は、ソーシャルネットワークに向けた試みだった「Buzz」、個人向けの健康情報記録サービス「Google Health」、ユーザーがコンピュータ上のファイルやドキュメントを検索するためのPCアプリケーション「Google Desktop」などを廃止した。

 今回の動きはGoogleのオペレーション担当シニアバイスプレジデント兼フェローUrs Holzle氏がブログで発表した。今回廃止される事業の中には、ブックマークを友人と共有することのできる「Google Bookmarks Lists」や、ウェブ管理者が自分のサイトにソーシャル機能を追加するための「Google Friend Connect」などがある。

 2007年に開設されたKnolは、2012年4月30日まで運用が続行される予定。5月1日から10月1日までは、コミュニティによって公開された記事の閲覧はできないが、ダウンロードおよびエクスポートすることができる。それ以降は、Knolのコンテンツにアクセスできなくなる。

 Waveは、1年以上前から開発が停止されている。同サービスは、2012年1月31日付けで読み取りだけが可能になり、ユーザーが新しい投稿を作成することはできなくなる。そして4月30日にはサービスが完全に廃止される予定である。

 ウェブプラグイン「Google Gears」も完全に廃止される。同プラグインは3月に、既に「Chrome」ブラウザから削除されている。12月1日には、Gearsをベースとするオフライン版の「Gmail」と「Calendar」が、すべてのブラウザを対象に廃止される予定。そして12月中には、Gearsのダウンロード提供も終了する予定である。

 また、ユーザーの検索履歴をグラフで表示する「Google Search Timeline」も終了する。ただし、利用者は検索ページ上のツールを使用すれば検索期間を指定することができる。

 「Renewable Energy Cheaper than Coal」も廃止される。同イニシアチブは、再生可能エネルギーのコスト低減を目的として立ち上げられたものだった。しかしHolzle氏は、「他の機関の方がGoogleよりも、この研究を次の段階へと発展させる体制が整っている」と記している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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