ロサンゼルス発--米国時間11月17日、Los Angeles Auto Showで2012 Green Car of the Yearが発表された。選ばれたのは本田技研工業(ホンダ)の「2012 Honda Civic」だが、ハイブリッドモデルではない。
この日の午前、2012 Green Car of the Year発表の舞台となった壇上の幕が下ろされ、会場に詰めかけた報道陣たちの前に姿を見せたのは、大方の予想に反して「2012 Honda Civic Natural Gas」だった。
Green Car JournalはCivic Natural Gasを勝者に選んだ理由として、米国で天然ガスの埋蔵量が豊富な点、排気ガスが少ない点、およびガソリンより燃料代がかからない(約30%安い)点を指摘し、Civic Natural Gasは「米国での販売向けに製造された中で唯一の、組立ラインで生産されている天然ガス乗用モデルだ」と述べている。
Civic Natural Gasは、4気筒1.8リットルの「i-VTEC」エンジンで110馬力を発揮し、満タン状態から約240マイル(約390km)の距離を走行できる。2012年の大賞最終候補には、他にFordの「Focus Electric」、三菱自動車の「i」、トヨタ自動車の「Prius v」、Volkswagenの「Passat TDI」が残っていた。いずれも現在販売中か、または2012年1月1月までに発売される予定となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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