本田技研工業(ホンダ)は4月13日、電動二輪車「EV-neo」の試作車を公開した。企業や個人事業主を対象に、12月からリース販売する予定だ。
EV-neoは、配達業務などでの利用を想定して開発されたスクータータイプの電動二輪車。バッテリーに東芝製のリチウムイオン電池を、モーターにはブラシレスモーターを採用することで、走行時にCO2を一切排出しない高い環境性能を実現したという。
家庭用電源での短時間充電も可能で、充電時間は急速充電器を使った場合20分で約80%充電できる。ただし、普通充電器を使った場合は、約4時間で100%充電となる。航続距離は時速30kmで走った場合、30km以上。低回転からトルクのあるモーターの特性を生かし、荷物積載時にも力強い発進が可能とのことで、「現在市販されているガソリンエンジンの原付一種並みの実用性を備えている」(ホンダ)と自信を見せている。
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