NTTドコモは11月16日、モバイル非接触ICサービスのインフラ整備を目的に、トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)が予定している第三者割当増資に対し、発行済株式総数の20%にあたる3億2250万円を出資すると発表した。
ドコモでは、2012年度冬にTypeA、B規格に対応したモバイル非接触ICサービスの提供を開始する予定。今回の出資は、国内におけるFeliCaとTypeA、Bの全規格が利用できる基盤を整備することで、すべての近距離無線通信(NFC)規格に準拠するシンクライアント型リーダライタの設置を推進することを目的としている。
TMNが提供するシンクライアント型リーダライタでは、アプリ処理やセキュリティ機能をTMNセンタに集約(シンクライアント化)することで、加盟店の端末導入コストを削減できる。また機能拡張性が改善され、クーポンなどの付加価値サービスのアプリ追加が容易になるという。
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