ポラロイドカメラがデジタルで完全復活--撮って即保存、印刷

坂本純子 (編集部)2011年11月15日 15時10分
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 サミット・グローバル・ジャパンは11月15日、撮ってすぐにプリントできる「Polaroid Z340インスタントデジタルカメラ」(Z340)を11月17日よりカメラ量販店・ネット通販ショップなどにて販売を開始すると発表した。想定小売価格は3万2800円。

  • 「Polaroid Z340インスタントデジタルカメラ」

 Z340は、ポラロイドの伝統的なデザインを踏襲したプリンタ一体型のインスタントデジタルカメラだ。1400万画素CMOSセンサを搭載しており、データはSDカードに保存できる。画像をデジタルで保存できるデジタルカメラのよさとその場でプリントできる従来のポラロイドカメラのよさを併せ持つ製品だ。

 サイズは縦15.5cm×横12.7cm×高さ6.5cmで重さは約620g。昔懐かしいポラロイドフレームやポラロイドフィルムの味を再現できるエフェクト機能、魚眼やLOMOモードなど多彩な撮影モードも備える。プリント前に画像のトリミングやカメラに取り込んだオリジナルのフレームをつけることも可能だ。

  • 味わいのあるプリントができる

 撮影は1回のフル充電で75枚まで、印刷は25枚まで。印刷スピードは1枚あたり約60秒だ。専用のプリント用紙「ZINKペーパー」(30枚入りで1980円)を使用するため、インクやインクカートリッジは不要だ。ZINKの第2世代プリント技術を採用しており、Polaroidの旧ZINK製品と比べ、高画質にプリントでき、写真サイズは2倍の3×4インチ(約7.6×10.2cm)に対応、よりシミ防止や耐水性の高い写真を作成できるようになったという。

  • Z340のデザイン

  • Z340のスペック

  • ポラロイドフィルムを再現したポラロイドカラーモード

  • 32GバイトのSDHCに対応したSDカードスロット

  • 右側の丸い大きなボタンがシャッターボタン

  • 印刷時間は約1分

インスタントカメラ市場は約100億円--ニッチながらも安定した市場

  • デジタルカメラとインスタントカメラの市場動向

 サミット・グローバル・ジャパンによれば、デジタルカメラ市場は3000億円を超える売上げ規模(2010年小売り実績)に対し、インスタントカメラ市場は縮小しつつも100億円弱の売上げがあり、ニッチながらも安定したニーズがあると見る。Z340で新しいカメラ分野の開拓を目指したい考えだ。

 同社では、クリスマスや忘年会、新年会といった年末年始行事での活用や、会員証や入館証、企業のセールスプロモーション用のフライヤーといった法人需要を見込む。2012年10月までの販売予測として3万台、Z340およびペーパーの売上げを含めて12億円を目指すとしている。

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