米連邦取引委員会(FTC)とFacebookは、Facebookでのプライバシー慣行に関する問題について、和解に近づいているという。The Wall Street Journalが報じている。この記事によれば、提案されている和解案はFTCの最終承認を待っている段階で、情報を共有する方法の変更について、ユーザーに「オプトアウト」を強制するのではなく、ユーザーがオプトイン方式で選択できるようにするようFacebookに求めるものだという。
また、この合意では、Facebookが20年間にわたって独立のプライバシー監査を受けることが求められるという。
米CNETは米国時間11月10日午後、FTCとFacebookの広報担当者にコメントを求めたが、どちらもコメントを控えた。
今回の和解は、2009年12月の権利擁護団体によるFTCへの訴えに関連したものだと報じられている。この訴えでは、Facebookが行った変更により、より多くのデータがサードパーティーのアプリや広告業者にさらされ、ユーザーの期待を裏切ったとされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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