Phil Libin氏は「日本は文房具の国」という。日本のパートナーで多いのはハードウェア関連と説明し、各製品やサービスを紹介した。
コクヨS&Tはすでに発売しているiPhoneやAndroid端末で記載内容をデータ化できるノート「CamiApp」のEvernote特化版となる「CamiApp Evernote Edition」を発表した。会場には試作品が展示され、2012年春の発売を目指しているという。
PCのVAIOやAndroid端末のXperiaにEvernoteをプリインストールしているソニーは、国内未発売の「Google TV」にEvernoteのプリインストールを発表した。会場でGoogle TVを持ち込んでEvernoteの利用デモを行ったが、Google TVの日本への導入や、BRAVIAへのEvernoteの導入については触れなかった。
プラスは、デジタルペンとパッドのセット「UPIC CoCo」を発表した。デジタルペンはPCとBluetoothで接続され、アルミ製のバッドに書かれた細かい模様を読み取る技術を使い、パッド上で絵を描いたり操作をしたりできる。
また、富士ゼロックスはコンビニエンスストアのセブンイレブンに導入するマルチコピー機を展示した。Evernoteアプリからセブンイレブンのネットプリントを選択し、店頭のコピー機で指示した印刷物を取り出すことができる。コンビニではこのほか、サークルKサンクスにコピー機を設置するシャープも同様のサービスを提供する。
発表会の最後に、Phil Libin氏はMetaMoJiの浮川和宣氏を紹介した。浮川氏は手書き文字認識が強力なiPad用デジタルノートアプリ「7notes」に対して、Evernote連携を強化すると発表した。「高機能連携アドオン」を11月中に提供開始し、手書きノートがEvernoteに自動保存されるほか、書き込み形式の設定や、Evernoteの“ノート”を呼び出して編集するなどの機能を持たせる予定とした。
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