フィリップス エレクトロニクス ジャパンは11月8日、Androidスマートフォンに対応したドッキングスピーカ「Fidelio for Android」シリーズを発表した。フレキシドックを採用し、MicroUSBポートの位置が異なるAndroidスマートフォンの接続に対応する。発売は12月下旬。オンラインストアで販売されるほか、日本輸入代理店の小泉成器を通じて家電量販店でも取り扱う。
発表されたのは、ドッキングスピーカの「AS111」(店頭想定価格:1万2800円)と「AS351」(同:1万6800円)、クロックラジオスピーカの「AS140」(同:1万4800円)。全機種に独自のコネクタフレキシドックを搭載し、コネクタ部が180度回転、左右へスライド、前後へ可動することで、さまざまなAndroidスマートフォンの接続を実現した。
Androidマーケットから専用アプリ「Philips Fidelio」をダウンロードすれば、Bluetooth自動接続、Songbirdミュージックプレイヤー、ワールドワイドインターネットラジオ、サウンド設定コントロール、多機能アラームクロックなどの機能が追加されるとしている。
AS111は、高さ67mm×幅171mm×奥行き171mmで円形のドッキングスピーカだ。ネオジウムを使用したスピーカを搭載し、360度全方向に向けてサウンドを再生する。
AS351は、バスパイプを搭載し低音再生を強化したモデルだ。背面にUSB端子を備え、フレキシドック使用中でも別のモバイル機器を充電することが可能。ACアダプタのほか、単3形乾電池4本でも可動する。
AS140は、FMチューナを内蔵したクロックラジオモデル。2種類のアラームが設定可能で、別々の時間にアラームを鳴らせるほか、スリープタイマーを装備する。
全機種ともに着信時は「シールドテクノロジー」により、再生中の音楽を自動停止するとのこと。時計は端末と自動で同期するため、設定する必要はない。FidelioシリーズはiPod/iPhone用スピーカを4月に発表している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果