デジタルガレージは11月7日、大容量ファイルの転送サービス「Kicksend」を提供する米Kicksendへの出資を発表した。
デジタルガレージは6月、米国シリコンバレーの投資家Ron Conway氏が特別顧問を務めるファンド「SV Angel III」への出資を発表しており、デジタルガレージグループとの事業連携を見込める投資案件については、直接投資することになっていた。
今回、その第一弾として、デジタルガレージの子会社で投資・育成事業を手がけるDGインキュベーションを通じて投資した。
Kicksendは、写真やビデオなどの大容量のファイルを、ウェブサイトあるいは専用のアプリケーションを使って送信するサービス。Facebookのアカウントでログインすることも可能だ。ウェブサイトから送信するときの1ファイルあたりの最大容量は150Mバイトだが、Mac版とWindows版(ベータ版、Adobe AIR)が用意されている専用アプリケーションを利用すれば150Mバイト以上のファイルも送信できる。
なお、Kicksend社は2011年3月に設立されたばかりだが、多くの有力スタートアップ企業を輩出している米国の起業家育成プログラム「Y combinator」に合格し、現在インキュベーションを受けている。
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