中国の済南市にある国立スーパーコンピュータセンターに9月、「Sunway BlueLight MPP」と呼ばれるスーパーコンピュータが設置されたという。The New York Timesが伝えている。このスーパーコンピュータの詳細は技術会議で明らかにされたが、そこには、中国製の「ShenWei SW1600」チップ8700基が使われているという。
一方で、ZDNet UKのJack Clark記者は、HopBit GridComputingの創業者であるHung-Sheng Tsao氏のブログに掲載されたSunway BlueLight MPPに関するスライドを紹介し、次のように述べている。
(Tsao氏の)スライドは、このコンピュータの性能を説明するプレゼンテーションのものと思われるが、これによると、ShenWeiによるSunway BlueLight MPPのメインストレージは150テラバイトで、外部ストレージは2ペタバイトだという。各ShenWei SW1600は64ビットで、コア数は16、RISCに基づいているという。
The Wall Street Journalは、中国の国産スーパーコンピュータへの取り組みは確かなものであり、欧米の企業への依存を減らす取り組みを示していると指摘している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」