ロンドン発--マルチタッチ機能はユーザーインターフェースに大きな変革をもたらした。そして今、Nokiaの研究者らの思惑通りにいけば、たわみ具合を認識する携帯端末が次の大変革をもたらすかもしれない。
フィンランドを拠点とする携帯電話メーカーNokiaは当地で開催されたNokia Worldにおいて、可とう性のあるディスプレイを搭載する「Nokia Kineticデバイス」を披露した。同端末を両手で持ってひねると、音楽コレクションや写真アルバムがスクールする。内側または外側に曲げると、写真を拡大/縮小したり音楽を一時停止や再生したりし、四隅をタップすると写真の中を移動する。
OLEDディスプレイを実際に搭載する本物のコンピューティング端末ではあるが、今日において誰もが購入可能な実際の製品ではまったくない。これよりもさらにプロトタイプの段階にある関連端末として、薄型リモコンのような外観の可とう性端末も披露された。こちらは片手で制御可能となるかもしれない。
初期段階にある研究結果を基にしたデザイン構築を担当するNokiaのグループの一員として、約2年前から同技術の開発に取り組んでいるTapani Jokinen氏は、これがいつ市場に提供されると思うか、また、どのような仕組みで動作するかについては述べようとしなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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