IBMは米国時間10月25日、最高経営責任者(CEO)の継承計画を正式に発表し、現職のSam Palmisano氏から2012年1月1日付でVirginia Rometty氏がCEOを引き継ぐことを明らかにした。
この動きは広く予想されていたもので、IBMは今回、継承計画をプレスリリースで公表した。ニューヨークで開催されたIBMのTHINKカンファレンスでは、Rometty氏が顧客の注目を集めていた。
Palmisano氏は会長職にとどまる。
IBMは過去にも、リーダーシップの円滑な移行を計画したことがある。Lou Gerstner氏がPalmisano氏にCEO職を譲ったときがそうだった。まもなくPalmisano氏から引き継ぐRometty氏は、IBMの主力事業をよく理解している。同氏はIBMのグローバルサービス部門に加えて、成長市場も率いていた。
Palmisano氏は2002年にCEOとなり、2003年に会長職を引き継いだ。Palmisano氏の在任中、IBMはPCおよびプリンタ部門を打ち切り、新興市場、ソフトウェア、サービス、および分析事業に注力した。同社はまた、フリーキャッシュフローで1000億ドルもの現金を得た。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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