Googleの「Android」を統括するAndy Rubin氏は現地時間10月19日、香港で開催されたAll Things Digital AsiaDカンファレンスで、同社は音楽ロッカーを補足するものとして音楽ダウンロードサービスを開始する計画であると述べた。
Rubin氏は、音楽サービスに対する同社の計画について質問され、Googleは、顧客が音楽をダウンロードするためのサービスを「まもなく」提供開始する予定だと回答した。また、競合他社との差別化を図るために、Googleのサービスには「ちょっとした仕掛けがあり、ちょっとGoogleらしいものになる」と同氏は述べた。
Googleは2011年に入り、音楽ロッカーサービス「Music Beta」の提供を開始した。同サービスは、ユーザーが自分の音楽をクラウドにアップロードおよびアクセスできるようにするものだが、ダウンロードストアはない。このことは、同サービスの主要な競合相手であるAppleとAmazonが音楽ダウンロードストアを顧客に提供していることを考えると、注目に値する。
Rubin氏のコメントは、Googleが音楽ダウンロードサービスの提供に向けて取り組んでいるとする先週の報道を認めるものである。米CNETは先週、Googleはまだレーベル会社らと何の契約も締結していないという情報を、この交渉を知る情報筋らから入手した。また、The New York Timesの記事でも、同ストアが開設されるのは数週間先になるようだと報じている。
とはいうものの、Googleがこの交渉に入るのは今回が初めてではない。2010年には、同社が音楽レーベルと交渉中であるという情報を米CNETは消息筋から入手したが、レーベル会社とGoogleの間で合意に至ることができず、交渉は決裂した。
Rubin氏は19日、同社のストアの開設日を明らかにしなかったが、Googleが過去においてメディア企業との交渉で問題に直面したことがあることは認めた。
Rubin氏はイベントで、「Googleは、自社のポートフォリオに消費者向け製品を追加するためのきわめて初期の段階にある」と述べた。「メディア業界は、われわれをそのようには認識していなかった。彼らはわれわれを検索企業だとみなしていた」(Rubin氏)
米CNETはGoogleに対し、同社の音楽ダウンロードサービスに関するさらなる情報を求めたが、直ちに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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