通信事業者のAT&TとSprint Nextelの両社が、新しい「iPhone 4S」のおかげでそれぞれ1日の売上記録を更新したことを明らかにした。
Sprintによれば、同社が1日の売上記録を更新したのは米国時間10月14日太平洋時間午前10時のことだった。また、AT&Tは、午後1時30分の時点で、同社のネットワークでアクティベートした「iPhone」の数が記録を更新したという。
新しいiPhoneは、大きな設計変更がないにもかかわらず依然として大きな注目を集めており、需要は他のすべてのスマートフォンを大きく上回っている。米国各地のApple Storeでは、iPhone 4Sを求めて列を作る人々の姿が見られた。
さらに、通信事業者にとってもiPhoneは、顧客をつなぎ止めたり増やしたりするための重要な製品となっている。今回初めてiPhoneの取り扱うことになったSprintは、さっそく販売好調を伝える声明を発表した。
AT&Tも、iPhoneを取り扱う企業が3つに増えたことによる影響は受けていないようだ。このままのペースで行けば、1日のアクティベート数が過去に達成した記録の倍になると同社は付け加えている。
一方、Verizon Wirelessは、「(販売は)堅調で、トラフィックは1日中安定している」と述べるにとどまった。同社の広報担当者は、来週の決算発表まで販売数を公開する予定はないと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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